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極限で見る風景

インターネット上の国境と言論の自由と

Google's China Problem (and China's Google Problem) - NYTimes, 4/23/2006

すごく長い記事なので一瞬躊躇したが、Googleのことだけでなく、中国のインターネットに関する規制(※)や、ブロガー達を支配する見えざる「自主規制」の雰囲気、アメリカのインターネット企業がこれまで中国市場にどのように参入しようとし、いかに戦い、いかに妥協したか、といった話が書かれており、中国のインターネットビジネスについてあまり知識のなかった私にとっては、とても面白かった。

言論に対する規制の厳しさに驚くと共に、更にはその規制が曖昧さを残しているが故に、自主規制(大抵の場合、実際のNGゾーンよりも安全マージンを取って、より保守的に運用されている)に縛られている息苦しさみたいなものや、「どこの国にも"インターネットで公には語られないタブー"があるじゃないか」といった中国人ブロガーやネット企業のエグゼクティブ達の意見に、なんだか改めて、インターネットの民主主義とかグローバル時代の法規制のあり方とか言論のあり方などなど考えさせられてしまった。

ほんとはちゃんとまとめてからエントリしようと思ったのだけど、NYTimesは確か1週間過ぎると記事が無償で読めなくなるので、少しでも多くの人に読んでもらうにはスピードだー!!ということで、紹介しておきます。

(※)中国では、国内サーバーはモニタリングされており、NGワードの検索はできない。しかも、NGワードはサーチサイトやISPには提供されない。更に、国民 がインターネットに接続するには氏名や住所を届け出なければならないし、ネットカフェ等インターネット接続サービスを提供する企業は、違法サイトにアクセ スした顧客がいた場合、届け出なければ罰金・懲役が課せられる等の法規制があるそうだ。

Comments

こーじ

中国のインターネット事情なら、友人のblogの1年ほど前のエントリにまとめてありましたよ。

中国のインターネット規制とマイクロソフトの過剰"自主"規制
https://lumiere.atobe.com/blog/?itemid=948

今でも状況は変わって無さそうです。

Tomomi

こーじくん
情報ありがとうー。
いつからこういう状況なんでしょうね?
Yahoo!は1999年から中国進出しているとTimesの記事には書いてありましたが。

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