これからの農業に求められるものとは
これからのコンピューターとは

ナレッジワーカーの生産性を低下させるもの

他サイトでリンクを貼っていただいたのを機に改めて読み返すと、分かりづらかったので、若干補足・修正しました。ちなみに、私が「へ~」と思ったIDCの調査レポートは2003年に発行されたものですが、最近行なわれたAccentureによる調査でも、状況は全然改善していないことが分かりました。エンタープライズサーチやナレッジマネジメントにはイノベーションはないのでしょうか。うむむむ。(2007/1/11)


"Enterprise Search Technology: Information Disasters and the High Cost of Not Finding Information" (Portals Magazine, Dec 2003)

ちょっと古い雑誌ですが、興味深いデータがありますので紹介します。
IDC, Working Council of CIO's、AIIM、Ford、ロイターの調べ(共同調査)によると、
  • ナレッジワーカーは15%-35%の時間を情報検索にあてている
  • 探しているものを見つけられる確率は50%以下
  • 探している情報を85~100%見つけられると答えたのはたった21%の回答者だった(2001年のIDC調査 "Quantifying Enterprise Search", May 2002)
  • 40%の企業ユーザが、イントラネットで必要な情報を見つけられないと回答
  • ナレッジワーカーがレポート・製品を新たに作成する場合、90%が既に存在する情報
  • 知的な再作業、substandardパフォーマンス、ナレッジリソースが見つけられないことによって、年間一人$5,000のムダが発生している。

「1,000人のホワイトカラー、一人当たりの人件費がサラリー+ベネフィットで$80,000が平均の会社」をモデルに試算すると、

  • 情報を探す時間、見つけられない作業に費やす組織の時間は合計$6million
  • 情報を探せないことによる機会損失は年間$12million以上(15%の時間は、既存の情報を再び作り出すことに費やされている)

事例:チャールズ・シュワブ、ランズエンド、ステープルズ、メイシーズは$125,000/月の売上増、あるいは平均的な取引額 (deal size) が400%増加し、コールセンタのコストと呼量が30%減少した。

Portals Magazineの記事の元ネタになっていたのは、"The High Cost of Not Finding Information"というタイトルで、2003年6月にIDCから発行されているレポート(これが冒頭に列記した複数機関による共同調査と思われる)です。が、例外的に、それ以外の文献から引用されていたものについては、出典はそのままブログにもコピーしてあります。

Comments

The comments to this entry are closed.