SMB Buying Behavior and Channel Preference
February 02, 2005
Asia/Pacific Small and Medium-Sized Business Buying Behavior and Channel Preference
(IDC)
アジア/パシフィックのSMB(Small and Medium-Sized Business; 中小企業)が、IT商品を購入する際の情報収集・購買チャネルに関するIDCの調査です。プレスリリースによると、27%の企業がIT商品・サービスに関する情報収集にWebを使っており、二位のコンピュータストアは12%に留まっています。購買チャネルとしてもWebが最も人気があるため、SMB向けのページを用意しているオンラインショップはより有利とのこと。
個人的に気になる記述は、「インターネットは大企業のみならず中小企業にも大きな影響を与えている」というあたりです。「金額」や「回数」でなく、「使ったか、使わないか」だけでみるとオンラインが多くなるのは大企業も同じなんでしょうか。大企業は購買力があるので、一般のオンラインショップに行くよりも契約しているサプライヤから買ったほうが安いのでは?でもそれは日本だけ?
また、IT海外アウトソーシングにおける中国の現状で少し触れましたが、日本のソフトウェア市場ではパッケージよりもカスタマイズ・SI型のほうが市場規模が大きいので(データ手元にないので見つけたらリンクします)、SIの場合は出来合いのカタログから選んでオンラインで買うというわけにはいかないはずなので(仕様を決めてオークション形式でよーいドンで入札させる方式は技術的には可能でしょうが、日本のユーザ企業はきちんと仕様書を自分で書いて複数ベンダを競わせるというよりも、ベンダーロックインされていることが多く、相見積は形式的なことが多いような気がする)、この調査も金額ベースで見たらどうなのかが気になりました。このレポートを買えば書いてあるんだろうか(笑)
The survey also found that IT vendors who have created content dedicated to SMBs on their websites are gaining an additional advantage. SMBs are growing increasingly reliant on the Web, with 27% of those surveyed accessing the Web to learn about new IT products or services
Hence, the Internet has greatly influenced the lifestyles of not only the large enterprises, but the SMBs as well.
MBs in Asia/Pacific are most concerned about their security arrangements, in terms of investments
新商品について情報を得る際のソース(%)![]() |
2003年に使われた購買チャネル(%)![]() |
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