Season's Greetings
Banffのおいしいレストラン

Banff、行ってきました!

明けましておめでとうございます。2005年もどうぞ宜しくお願いいたします。

新年最初のエントリが遊び系で恐縮ですが、お正月休みに、カナディアンロッキー(Banff)でスキーしてきましたのでその報告を。
カナダと言えばWhistlerの方がスキーでは有名なのですが、値段を比べるとBanffのほうがリーズナブルだったのと、どうせカナダに行くなら一度はカナディアンロッキーが見てみたい、と思ったので。

私は北海道で育ったため、「パウダースノーじゃないと楽しくないよお」等と、本州の人が聞いたら張り倒されそうな贅沢スキーヤー(好きなスキー場は札幌国際とルスツ、そしてキロロ)だったりします。そんなワガママな私にとっても、Banffはサイコーのスキー天国でした。

ダイヤモンドダストが煌めく青空の向こうにそびえるロッキー山脈の眺めは、天国の上みたいにきれいだし、広くて人がいないので、ゲレンデ独り占めして好き勝手に滑れるし、雪質はふわっふわ(広告ではパウダースノーの上を行く「シャンパンスノー」と言っていた)だし。

但し、むちゃくちゃ寒いのでホッカイロは必需品ですし、凍傷を起こさないよう、顔はちゃんと覆ったほうが良いです。気温は昼でもマイナス20度(C)以下でした。私達は初めて冬のカナダに行ったので、「こんなもんか」と思っていたんですが、地元の人も「いや~、ここ2-3日は特に寒いよね(*)」と言っていたので、普段はもう少しあったかいかもしれませんが

(*) 私の脳内では、なぜか勝手に北海道弁に変換され、「なんまらしばれるべさぁ」と聞こえていました。英語なのに....ちなみに、スキートップシーズンの今の北海道でも、ニセコやルスツはマイナス3度もあります。だからホントに、髪の毛も凍るぐらい寒かったです。

中3日あったので、BanffのBig Threeと言われる3箇所のスキー場へ行ってきました。それぞれ異なる特色があって、それぞれ良さがありましたが、200 Snow Reportsというホームページがとても参考になるので、詳細はそちらに譲ります。ただ、そちらのページの作者さんはSAJ1級ホルダーの上級者なので、北海道生まれの北海道育ちのくせにSAJ3級どまりの軟弱スキーヤーの私の方が、「自分のレベルに近いかも」という方には参考になるかなと思います。

今回はBanffではなく、そこから車で15分ほど離れたCanmoreという街に泊まり、移動はレンタカーを利用していました。ただ、個人的には、Banffダウンタウンにある宿に泊まったほうが良いと思います。カナダまで来てセコイこと言うなよ、と言われそうですが、Banffは国立公園なので、入園には1日$14掛かるし、スキー場もBanffからのほうが近いし、お店も多く、結局食事もBanffでとることが多かったので。

     
  1. Norquay (ノーケイ)
  2. 到着翌日(スキー初日)は、あいにく曇り空で気温もかなり低め。移動疲れもあったので、一番近いノーケイに行くことにしました。出足が遅れたので、1日券ではなく、2時間以上から30分単位で指定可能な「時間券」を利用しました。短時間でパッと滑りたい人にはありがたいシステムです。

    3-4本のリフトが麓から出ていて、頂上まで上る、というシンプルな作りですが、向かって左側はコブだらけ、上級者コースしかありません。左から2本目が一番簡単で初心者が多いので、自信がない人はここがオススメ。中級者は、右の2本、とりわけ一番右が滑りやすいと思います。その二つも、一番上は結構斜度がきつかったです。人が少ないし、雪質が良いので、滑りづらくはありませんが、初日から「カナダのスキー場はレベルが高い」ことを見せ付けられました。ただ、カナダで滑っている人は、当然上手な人が多いのですが、それほどうまくなくても、「細かいこと気にするなよ」と言わんばかりに、転んでもへっぴり腰でも、フォームを気にせず、とっても楽しそうに歓声を上げながらガンガンスピードを出して滑っています。それでも広いので、人とぶつかる心配はなさそうです。

         
       
    ▲ランドル山  
         
    ▲ダイヤモンドダストが煌めく(寒い)  
  3. Lake Louise (レイク・ルイーズ)
  4. 2日目は少し青空が見えていたので、眺めが良いと評判のレイク・ルイーズへ。ここは駐車場もむちゃくちゃ広く、人も多めです。ログハウス風の可愛らしいロッジを抜けると、思わず歓声を上げたくなるような綺麗なゲレンデが!

    ここは山頂へ行くには、大きく縦に2本リフトを乗り継ぎます。腕に(足に?)自信がない人は、下のリフトだけにしておくほうが良いと思います。山頂へは、Summit PlatterとTop of The Worldという二つのリフトが出ています。一番標高が高いのはSummit Platterですが、股の間に棒を挟んでフリスビーみたいなお皿にお尻を乗っけて進む式のリフトで、「これでここを登るの?!」と目を疑いたくなる急斜面を豪快に登るので、乗ってる間にちょっと疲れます。そして、眺めはTop of the Worldのほうが断然良いです。また、裏山もあり、Summit PlatterあるいはTop of The Worldを降りて反対方向へ向かうことができます。ただし裏山は上級コースが多く、中級以下の人はずっとひたすら迂回路みたいなコースしかないので、私達は今回は行きませんでした。

    麓にいると空には雲が掛かっているのですが、リフトに乗っているうちに、雲の上に出て行くので、晴れた山頂から眼下に雲を見下ろすことができました。「世界の天辺」というか、浮世を離れて「あの世」に来てしまったのではないかと思うほどの美しさでした。あまりにすごい景色だったので、ムービーを写してきました。5Mぐらいあるのでそのうち消しますが「見てやっても良い」という奇特な方は、こちらをクリックしてご覧ください。

    ここも、特に上のリフトは雪質が最高でした。また、中盤には、広々としていて斜度がそれほどきつくないところがあり、まさに「ゲレンデ独り占め」状態!自由に滑ることができてとても気持ちが良いです。


    ▲ロッジ前からゲレンデを眺める
     
    ▲誰もいないゲレンデ

    ▲迎春 明けましておめでとうございます(2005年元旦)  
  5. Sunshine Village
  6. 最後はSunshine Villageへ。この日が一番天気が良く気温も高かったように思います。麓にはゴンドラの駅だけがあって、イキナリ2000メートルぐらい登ります。Goat's Eyeという山へ行く場合は途中下車してリフトを乗り継ぎ、残り二つの山(LookoutとStandish)へ行くには、ゴンドラを終着駅まで乗ります。

    Goat's Eyeが最も標高が高く(2,800m)、眺めも良いそうですが、ここは殆どコブコブで垂直に落ちてきそうな上級者コースばかりで、中級者は迂回路しかないとのことだったので、今回は行きませんでした。また、Standishが一番斜度がゆるいので、初心者には良いと思いますが、そのため一番混んでいるし(と言っても日本のスキー場に比べれば混んでいるうちには入らないであろう。リフト待ち5分程度とか、そういうレベル。他は全く行列の必要がない)、コースの上の方がやや狭くて窮屈な感じがしました。一番気に入ったLookoutは、やはり2,700メートルぐらいの標高があり、2本のリフトを乗り継いで一番上まで行きます。見渡す限りの大雪原。回りの山々を見渡すのは本当に気持ちが良く、「カナディアンロッキーサイコー!」と叫びたくなります。しかもコースがどこまでも広がっています。上のリフトは、斜面の真ん中がコブに覆われていて「こんなにコブができるまで、どれだけの人が滑ったのか…」と、思わず先人の苦労に思いを馳せたくなるほど、縦にも横にも長くコブの波が広がっているのですが、コブがない端っこの斜面だけでも、お釣りが来るぐらい広いのだから、Sunshine Village恐るべしです。

           
       
    ▲どこまでも広がるゲレンデ  
         
    ▲文字通りの独り占め  
     
    ▲あ~楽しかった!(3日分の疲れが出てややヨレヨレの後姿)

3箇所回ってみて、滑って一番楽しかったのはSunshine Village, 眺めがサイコーだったのは Lake Louiseです。この2箇所は広いしコースも長く(最大滑降距離8キロとか…体力のない私にはとても一気に全部は滑れない)、全部滑りきれなかったぐらいなので、次回行くチャンスがあればまた行きたいです。Norquayも良かったですが、初心者が滑りやすいところが少ないので、時間が限られているとか(他のスキー場は半日券か一日券、あるいは複数日券しかない)ガンガン急斜面を攻めたい上級者にはオススメです。

余談ですが、私が普段乗っている自分の板は10年以上前のニシザワ(但しレディースでは当時の最上位機種)です。カービングが流行る前なので、自分の身長より長いんですが、かなり乗り慣れているので愛着もあるし、特に不満もありませんでした。が、カナダに来て、それより古そうなウェアを着ているカナダ人ですら、板はかなり新しく、皆短いカービングの板だというのに軽い衝撃を受け、実は最終日は、レンタルして初めてカービングに乗りました。そして「新しいスキーはこんなにラクに回せるのか」と2度目の衝撃を受けました。私はずっと古いスキースタイル、自分の足でしっかり蹴り込んで板をたわませ、その反撥で回転する、という滑り方をしていたので、それに比べると、カービングは、乗っているだけで回転するし、簡単に切れ上がるのでエッヂングのことを考えなくてもアイスバーンでよろけることもないので。勿論、古い板でも本当にうまい人なら全く問題ないかと思いますが、別にプロを目指しているわけでもないんだし、今や バッチテストも皆カービングで受験する時代なのですから、意地を張らずに技術の進歩を受け容れよう、と思いました。ただ、アメリカ・カナダのスキー場はレンタルが安く($30前後)割と新しくて良い道具を貸してくれるので、それほど頻繁に乗らない人なら、敢えて自分の道具を買わず、レンタルで十分だと思います。

カナダでスキーに来ているのは、圧倒的に上手な人が多いです。なので、スキー場も比較的上級者向きのコースが多いですし、中級者コースでも「これが本当に中級?!」と言いたくなる斜度だったりすることもあります。でも、日本と違って、みんなが最新のEquipmentを身に付けているわけでもないし、それほど上手じゃない人もいるけど、みんな思い思いのフォームで、伸び伸び楽しそうに滑っているのが印象的でした。

次回は水着持参でアフタースキーは温泉に行くぞ!!

Comments

yoshinoriueda

いいですねー!

学生時代、カルガリーでインターンシップをしていたころ、この辺りは訪れたことがあるのですが、実は、冬に行ったことがありません(;o;)

一度はチャレンジしたいと思いつつ、10年以上の日々が過ぎてしまいました(^^;

Tomomi

うえださん、
いやホントに、北海道以外でこんなにスキーで感動したのは初めてですよ!(笑)
ぜひこちらにいらっしゃる間に行ってください!
バンフは確かに夏もきれいそうですもんねー。私も夏も行ってみたいなあ。

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