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Social Networking の可能性

Do-Not-Call Registry がサービス開始してから早数ヶ月になるのですが、その弊害を痛感しています。
最近、やたらスパムメールが多いのです。
私の携帯電話には、一日4-5通は広告が届いています。

※Do-Not-Call Registry とは:アメリカでは、予め「セールス電話お断り」のデータベースに自分の電話番号を登録すると、テレマ業者は、登録した人に対してセールス電話を掛けてはならないことになっている。
FCCのDo-Not-Call説明ページ:http://www.fcc.gov/cgb/donotcall

※参考:私の過去blogでの関連エントリは、
セールス電話お断りを考える
Do-Not-Call List がコールセンタビジネスに与える影響

テレマ業者の苦肉の策として、メールのアウトバウンド業務に切り替えたところが多いのか、はたまた、電話でのセールスができなくなったので、企業がその分の広告予算をメールに向ける事にしたのか。

とにかく企業からのプッシュ型のセールスは消費者に大変迷惑がられているという印象がありますが、反面、売れるモノは売れているわけで、口コミによるマーケティング というのが、今後のダイレクトマーケティングで果たす役割を増して行くのではないか、という予測はちょくちょく見かけます。そんなわけで、実は、Social Networking には、ダイレクトマーケティングのキラーアプリとしての期待が掛けられているのではないでしょうか。

…という切り口は、既に渡辺千賀さんのblogで「普通の人セレブリティ、略して普セレ」と紹介されていましたので、リンク。
http://chika.typepad.com/blog/2004/02/orkut.html

はたまた、セマンティックWebも、共通の背景知識を有する人同士の間でやったら非常に大きなインパクトを持つだろう(特定業界・企業の中では、いちいち説明しなくても”ツーと言えばカー”な暗黙の了解がたくさんあるため)と思うので、blog によって生成される大量のテキストデータと、Social Networking による人の繋がりをうまく組み合わせれば、メタデータの価値って飛躍的に上がるのではなかろうか、などと、実は私はSocial Networking には期待をしています。(最近私の周りでも急速に流行り始めたOrkutがGoogle社員によって開発された、というのも、サーチの未来を見越してのコトに違いない!)

小さい例を挙げると、P2Pと聞いてPeer-to-Peerを連想するか、Path-to-Profitを連想するか、ATMと聞いて銀行のキャッシュディスペンサーを連想するか、Asynchronous Transfer Mode のことだと思うか、等など、ある特定の単語を読んで、どういう文脈のどういう単語と意味づけるか、というのは、かなりその人の属するコミュニティによって差がある、と思うので。

まぁ、私の挙げた例は極端なので、「そんなの前後の文脈で分かるだろう」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、友達に「マック(=マクドナルド)でレポート書いてきた」と言われて、「すごーい、こんな手書きフォントあるんだー」と真顔で答えたMacintoshオタクを私は知っています。

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