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June 06, 2006

Comments

eurospace

本来なら僕が先に読んでいないといけない本ですが、この本チェックしてなかったです・・・。レビュー助かりました。

いま世界の貧困解消のターゲットは、アフリカに移りつつあります。開発経済学のフロンティアも、アジアや中南米ではなくアフリカです。こうなってきた理由は、アジアや中南米とアフリカとの経済格差が開く一方だからというのと(1950年代は、アジア諸国の一人あたり所得とアフリカ諸国の一人あたり所得はほとんど同じでした)、あと東アジア・東南アジアに関しては、けっこう経済発展が進みだしたからでもあります。

なぜアジア(特に東アジア、東南アジア)は大きく発展したのに、アフリカは発展しないのか。両者の決定的な差の一つは、アジアは農業革命に成功し、農業生産性を大きく向上させることができたのに対して、アフリカでは農業革命が起こっておらず、農業生産性が大きく上昇していない点にあります。それと、アフリカ諸国の低成長の原因をLandlocked Economyであることに求めてよいかどうかについては、一義的には言えないようで、計量分析でもモデルによって見解の相違があるようです(有意であるとする説と、有意でないという説があるということ)。


援助については、額を増やせばいいというものではないので、サックスは楽観的過ぎる気がします。まあ読まずに批判するのも問題アリですけど。なので、ちゃんと読んでみます。エントリーに感謝します!

Goro

いつも刺激的な内容で楽しみに読んでいます。

グローバリゼーションといえば、もし、まだでしたらぜひ、
Susan Georgeの「オルター・グローバリゼーション宣言」(Another world is possible! if...)
も読んでみてください。

巷でいう、”グローバリゼーション”が、いかに世界平和や安全、途上国の経済に大きな負の影響を与えているかについて
かなりショッキングな内容です。

hibi

お久しぶりです。
なんかすごく読みたくなりました。
いつも読んでいて、何かアクションを起こしたくなるブログです。
次も楽しみにしています~。

噂の本もチェックしなくちゃっ!

Tomomi

eurospaceさん、
本物の経済学者キター
「貧困の終焉」でもアフリカは最も主要なトピックの一つでしたよ。
私の筆力と根性が足りなくて詳しくブログには書けませんでしたが。。。
あと、国民1人当たりの所得とマラリアの発生率の分布図を重ねると非常に近似していて興味深く思いました。

Goroさん、
ご紹介の本は読んだことないです。この人の他の著書も面白そうですね。
Goroさんの興味の幅の広さと深さにいつも感服しております。

hibiさん、
「アクション起こしたくなる」、ものすごく嬉しいコメントです!!
例の本は、ちょっと手違いがあって、まだこのブログでは宣伝したくなく。。。
(事情はダンナからお聞きになったかもしれませんが。。。)

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