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October 27, 2005

Comments

伴大作

ご無沙汰しています。

素晴らしい分析ですね。

一度お会いして議論を戦わせたくなってしまうほどです。
モジュール化に関しては、仰せの通りです。
最も典型的なものがPCであり、IAサーバーです。
デファクトスタンダードという名の下に多くの
コンポーネントベンダーが参入し、それらを
組み立てるのはコンピュータベンダーである必要がなく
なったようです。

つまり、この中で、最も金額高いコンポーネントしかも、
暫くの間はその製品が一部の改良で済んでしまうベンダーが
一番設ける結果となります。シアトルの会社のことですが、
実際に見えるものを作っている訳ではないので、丸儲けですね。

このような動きが実はハイエンドサーバにも押し寄せています。でも、以前のようにバスの改良が進まないので、CPUが早くなっても実際の処理速度がそれ程向上しません。
どこかで技術のブレークスルーが必要なのでしょうが、
何時なるやらですね。

Tomomi

伴さま、
お誉めの言葉をありがとうございます。

「最も金額が高い」「しばらくの間は一部の改良で済む」ベンダが一番儲ける、
というご指摘、大変興味深いです。

モジュール化が起こる時は、必ずしも製品アーキテクチャを決めた人が儲けるわけではない
という点は、青木昌彦・安藤晴彦「モジュール化」でも指摘されていました。
一体どうすれば儲かるポジショニングに行けるのか?というのが、今一番の関心事です。
この業界の人は、みんなそうかもしれませんが(苦笑)

順番から行けば、次はハイエンドサーバだろうなあ、とは薄々感じていました。

最近ハイエンドサーバの会社はどこも仮想化技術に力を入れていますよね。
PCのモジュール化の立役者だったIBMが「次の波」でも重要な役割を果たすんじゃないかと
密かに思っています。

伴大作

ハイエンドはIBMの場合、PとZシリーズになりますが、
どちらも独自OSです。
それ以外ではグリッドコンピュータのBlueとPurpleが
あります。何れもOSはLinuxです。
こちらのほうが、将来性は高いですね。GGFでも
多大なる貢献を行い、OGSAを提案、全米科学財団の
数多くのプロジェクトも同社が受注を獲得しています。
GIRDはCPUやストーレッジ、メモリーの仮想化とマネージメント、ヘテロ環境が特徴ですが、実際にはマッシブ・クラスター
コンピュータの一種だと申し上げることが出来ます。
実際、科学技術以外のGRIDで商用化に成功しているのは
IBM一社(サンマイクロは技術的に完成しているのだが
肝心の売り子が居ない)で独占状態に入りつつあります。
この分野でも、日本の企業は遅れをとっています。

Tomomi

伴さま、

これはブログに書こうと思っているのですが(笑)
IBMは「サービスの会社」に変質しているのですよね。

私は、サーバ市場は「箱」売りから「能力」を売る方向に
どんどん変わって行くと思っています。
顧客が求めているのは「箱を買うこと」ではなくて、
「業務を処理する能力が欲しい」と言うことだと思うので。

もちろん、箱自体が安くなるのは嬉しいけど、
実は、顧客にとっては、サーバを買うための事務処理・手続きとか
買った後の管理・運用に掛かるコストの方がでかいんじゃないか?
と、最近ふと思ったのです。

なので、「サービスを売る」IBMが、仮想化技術に力を入れるのも、
自社独自OSにこだわらずLinuxをサポートして行くのも、筋が通っていると
(私は)思います。Sunのポジションが今難しいところにある、というのも全く同感です。

伴大作

いやぁ、申し訳ありません。Blogに書く予定の
事を指摘したようですね。

僕はSNSのEchoo!とmixiに入っています。
mixiは会員なのでしょうか?Echoo!は
外部公開可能なので、宜しければそちらをご覧ください。

http://echoo.yubitoma.or.jp/index.htm

今後とも卓越した見解をお書き頂けますよう
お願い申し上げます。

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