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August 29, 2005

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ando haruhiko

最後の部分の答えが、エクイティファイナンスとベンチャーの役割と言えます。

先端技術(cutting-edge technologies)の様々なオプションのどれが有望で、どれが伸びそうなのかを、最初は少額ポートフォリオで競わせて、マイルストーンを置いて、シリーズB、Cと本格投資によって、急速に技術&ビジネスを立ち上げる。

これがVCとベンチャーの共同作業のポイントです。

それはボールドウィン=クラークが指摘した潜在オプション価値を現実化する(つまりキャピタルゲインとして手に入れる=大儲け)ということに他なりません。

最近の日本の経済学界では、エクイティ&ベンチャーへの理解が足りないためにモジュール化=コモディティ化と錯覚した議論が多すぎるのは情けないことです。

イノベーション、MOTの観点からの破壊力こそが「モジュール化パワー」の本質です。

僭越ながら失礼いたします。

Tomomi ASHINO

安藤晴彦様、
ご本人から直々にご教授賜り、とてもとても光栄です。
一身上の事情で、しばらくブログから遠ざかっておりましたので、御礼と返信が遅くなり、大変失礼いたしました。

はい、実は、この記事を書いた後に、安藤様が訳された、ボールドウィン=クラーク「デザイン・ルール」を拝読させていただき(私が拝読したのは、実は、米国滞在中に購入した原著の方なのですが、、)モジュール間の連携試験(と理解いたしました)のコストが製品開発に占める割合によって、そもそもモジュール分割したほうが効率的なのか。また、モジュールをいくつに分割し、どれだけの実験(上記ご指摘いただいた、小規模投資によって、ベンチャー企業多数によって競わせる、リスク分散と競争の仕組みを実現すること)を行うのが最も効率的であるか、を学びました。

ですので、VC投資とベンチャー起業の仕組みが整わなければ、モジュール化された産業アーキテクチャー上で勝ち抜く企業を産み出すのは至難の業だろうな、、、と薄々は感じておりましたが、本分野の第一人者の安藤様直々にご教授いただいて、とても頭がクリアになりました。

デザイン・ルールもすばらしく示唆に富む本ですね!コンピューターアーキテクチャーが、再度大きく変革期を迎えている今日、もう一度読み直したく、また、続刊を強く強く願っております。

しかしながら、あまりの大著で、私には少々荷が重く、まだ消化不足のため、書評がかけておりません。。。お恥ずかしい限りです。。。

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